日本癌学会

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第85回日本癌学会学術総会 サバイバー・科学者プログラム開催報告

最終更新日:2026年10月27日New 

2015年に開催されました第74回日本癌学会学術総会において、がん研究を支援するサバイバー育成のためのプログラム「JCA-Survivor・Scientist Program(略称JCA-SSP)」がトライアルとして開催され、翌2016年の第75回日本癌学会学術総会からは、日本癌学会学術総会の正式なプログラムとしてJCA-SSPが毎年開催されています。
本年開催されました第85回日本癌学会学術総会でも、第11回目となりますJCA-Survivor・Scientist Program(略称JCA-SSP)が3日間に渡り学術総会会場にて開催されました。JCA-SSPは、がんサバイバー・患者支援団体リーダーと科学者の間に永続的なパートナーシップを構築するようデザインされたプログラムであり、応募者の中から選ばれたがんサバイバー・患者支援団体メンバーの参加者に対して、癌学会理事と数名の会員からなる専門家のサイエンティフィックメンターとがんサバイバー・患者会のリーダーからなるアドボケートメンターがメンターとして参加し、小グループでのディスカッション、がん研究に関する基礎講座、サバイバーシップ、アドボカシー、公共政策などの重要なトピックに関するセッションを行っています。特に第一線のがん研究者が担当しております基礎講義では、難解な専門用語は使わずに一般の人でもわかる普通の用語でがん研究について平易に説明することで、最新のがん研究成果を知っていただくとともに、その情報を基礎に調査した研究トピックスをまとめて発表していただいています。
本年の第11回JCA-SSPには、13人の現地参加者と20名の聴講者が参加する形で開催されました。学術総会初日にオリエンテーションと基礎講座を行い、二日目には参加者自身の患者支援活動状況やがん研究に期待することなどを学術総会プログラムの一環としてポスター発表し、最終日には、研究トピックス(「MRD検査がもたらすがん医療の変革」、「AIを活用したマルチモーダル診断の未来」、「がん遺伝子治療の未来(個別化ネオアンチゲンワクチンを含む」)について各々調査した内容をグループ発表しました。
日本癌学会では、JCA-SSPを進めることで、がん研究の分野におけるがんサバイバー・患者支援団体リーダーと科学者との協働を深め、がん研究の成果をより迅速にがん患者に届けられる国を挙げたがん研究の進展につながることを期待しております。

運営委員会:市民・患者連携推進委員会
運営委員長:藤田直也(公益財団法人がん研究会がん化学療法センター)

開催概要

【日時】2026年9月24日(木)〜26日(土)
【場所】京都国際会議場とオンライン

プログラム

詳細はこちら(第11回JCA-SSP日程表)

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