日本癌学会

お知らせ

JCA学術総会一般演題応募分類の全面改定に寄せて

最終更新日:2026年2月26日New! 

日本癌学会
会員各位

平素より本学会の活動に格別のご高配を賜り、心より御礼申し上げます。
本学会では、2025年7月に発出した『日本癌学会の理念と目指す姿』に基づき、学術総会の一般演題応募分類を抜本的に改編いたしました。これは、新設の「学術企画委員会(清宮啓之委員長)」主導のもと、がん研究を取り巻く学術的・社会的環境の変化を踏まえ、学会の将来像を見据えて検討してきたものです。
従来の分類は発がん機構、分子生物学、治療法、臓器別腫瘍などの枠組みにより本学会の発展を支えてきましたが、近年はゲノム・エピゲノム解析の高度化、シングルセル・空間解析の進展、AI・データサイエンスの導入、患者・市民参画や社会実装研究の重要性の高まりなど、分野横断的な融合が進んでいます。
新分類では、「新しいがん科学の創出と学際的融合」、「情報科学・データ科学との統合」、「患者・社会との協働と実装・政策連携」を柱とし、基礎・トランスレーショナル・臨床を縦割りでなく、科学的課題や社会的問いを軸に再構成しました。これにより、多様な専門家が交差し、新たな連携と発想が生まれる場となることを期待します。
本改編は単なる分類変更ではなく、「がんの克服と共生社会の実現」に向けた本学会の姿勢を示すものです。あらゆる知と実践を包摂し、次世代のがん科学を切り拓く学術総会を企画・開催してまいります。また、公募シンポジウムの設置や、一般演題査読委員への評議員の参画推進などにより、会員の皆様と共に作り上げる開かれた学会運営へと改革を進めてまいります。
会員の皆様には、本趣旨をご理解のうえ、新たな枠組みのもとで学術総会への積極的な演題応募(3月に募集開始予定)と分野横断的議論へのご参画をお願い申し上げます。
今後とも、本学会の発展に一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

一般社団法人 日本癌学会
理事長 大島 正伸
第85回学術総会会長 小川 誠司

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