第1回日本癌学会カンファレンス「癌の免疫的制御-次世代癌治療の創生を目指して-」|学術集会|日本癌学会

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第1回日本癌学会カンファレンス「癌の免疫的制御-次世代癌治療の創生を目指して-」

最終更新日:2023年4月28日 

「癌の免疫的制御-次世代癌治療の創生を目指して-」

第1回日本癌学会カンファレンスは終了しました

期日

2004年2月26日(木)~28日(土)

場所

アートランドホテル蓼科
〒391-0395長野県茅野市北山蓼科4035
Tel 0266-67-2626

参加人数

100人程度(事前登録制)

参加費

20,000円(参加費、宿泊(2泊3日)、食事費用含む)

本カンファレンスは、癌に対する免疫的治療開発に向けて我が国を代表する研究者の取り組みと成果の現状報告を基調に、課題と問題点、今後の可能性と展望につき考える場としたいと考えております。更に参加者による一般演題としてポスター発表も広く取り上げ研究者間の討論の場としたいと考えています。実践的な発表をベースとし、研究者間の活発な議論の場を提供し、この方面の研究の活性化と進展に期待すると共に、次世代研究の担い手の育成に大きな意義を見出だすことを目的としています。みなさまのご参加をお待ちしております。

世話人 珠玖 洋(三重大学第二内科)

参加申込み方法・費用

申込み方法

癌学会カンファレンス開催事務局までemailで参加申込みをしてください。また一般演題申し込み者も参加申込みをしてください。事前登録制とし、筆頭発表者を優先として先着75名までとします。参加者名、施設名、連絡先をご記入のうえemailで kageyama@clin.medic.mie-u.ac.jp宛でお申込みください。原則として3日全日参加とし、2月26日(木)、27日(金)のアートランドホテル蓼科での2泊となります。 申込み最終期限は2004年1月30日(金)とします。

参加費20,000円(2泊宿泊代・食事代を含む)

一般演題募集

演題受付締切

2004年1月16日(金)

申込先

三重大学医学部第二内科 癌学会カンファレンス開催事務局
〒514-8507 三重県津市江戸橋2丁目174番地
Tel 059-231-5016 Fax 059-231-5200
Email kageyama@clin.medic.mie-u.ac.jp

申込方法

  1. タイトル、著者名、所属機関名、抄録本文をワードで作製し、添付ファイルでemailにてkageyama@clin.medic.mie-u.ac.jpまで送付してください。
  2. フォントは明朝体、12ポイントを使用し、全文600字以内で作製してください。
  3. 図表は用いないこと。原則としてWindows98以降のバージョンを使用してください。(Macintoshでも受付可能ですが、フォントなどは一部変化する可能性があります)

発表形式

  1. 全演題ポスター発表とします。
  2. カンファレンス第1日目2004年2月26日(木)午前中にポスター掲示をしてください。
  3. ポスター討論は第2日目2月27日(金)午後7:00~午後10:00です。
  4. 2月28日(金)に午前中に取り外してください。

掲示スペース

開催事務局より演者に直接連絡いたします。

カンファレンスの背景と目的

癌のゲノム解析を中心とする生物学的解析、及び免疫生物学の理解と技術、の進歩に支えられ、癌に対する免疫的治療法の開発に強い期待が寄せられている。癌の免疫学的排除の中心を担うCD8+キラーT細胞の役割とそれらの認識する数多くの抗原ペプチドが各種人癌で同定され、抗原ペプチド投与による癌の臨床試験が我が国でも精力的に進められている。更に、癌に対するCD8+T細胞、CD4+T細胞を中心とする機能の異なったリンパ球群、及び樹状細胞を中心とする抗原提示細胞、による複雑な免疫応答の連鎖の理解が深められる中、より有効な癌ワクチンや細胞療法の開発も期待されている。一方では、癌に対する抗体が、既に乳癌に対するハーセンプチンや悪性リンパ腫に対するリツキサン等、次世代型抗癌創薬としての立場をつくりつつある。
本カンファレンスでは、癌に対する免疫的治療開発に向けて我が国を代表する研究者の取り組みと成果の現状報告を基調に、課題と問題点、今後の可能性と展望につき考える場とし、更に参加者による一般演題としてポスター発表も広く取り上げ研究者間の討論の場としたい。実践的な発表をベースとし、研究者間の活発な議論の場を提供し、この方面の研究の活性化と進展に期待すると共に、次世代研究の担い手の育成に大きな意義を見出したい。

カンファレンスの特徴と視点

  1. 癌の免疫的治療によるトランスレーショナルリサーチの包括的内容
  2. 次世代研究者の育成
  3. 中堅を中心とした第一線研究者の基調講演
  4. エキスパートの司会によるテーマ毎の十分な討論
  5. ポスター発表の十分な討論

プログラム

2月26日(木)

免疫応答と制御

14:00~17:30
司会:西村孝司(北大)、若杉尋(国立がんセンター研究所)
1.個体と局所の抗腫瘍性免疫応答 茶本健司(北大)
2.制御性T細胞 加藤琢磨(三重大)
3.NKT細胞 中山俊憲(千葉大)

自然免疫と獲得免疫

19:00~21:00
司会:八木田秀雄(順天堂大)
4.自然免疫 瀬谷 司(大阪成人病センター)
5.樹状細胞 門脇則光(京大)

2月27日(金)

ゲノム解析と抗原同定

8:00~10:00
司会:河上裕(慶應大)
6.ゲノム解析からのT細胞エピトープ同定 角田卓也(東大医科研)
7.包括的抗原検索 藤田知信(慶応大)

T細胞の機能測定

10:30~12:30
司会:佐藤昇志(札医大)
8.C-T抗原エピトープに対する応答 野口雄司(岡山大)
9.ウィルス感染からのレッスン 葛島清隆(愛知県がんセンター)

臨床試験と倫理

14:00~17:30
司会:伊東恭吾(久留米大)、高橋利忠(愛知県がんセンター)
10.ペプチドワクチン早期臨床試験 鳥越俊彦(札医大)
11.前駆性T細胞によるペプチドワクチン 山田 亮(久留米大)
12.我国のトランスレーショナルリサーチ戦略と倫理への配慮 上田龍三(名市大)

2月28日(土)

抗体療法

8:00~10:00
司会:今井浩三(札医大)
13.治療をめざした抗癌モノクローナル抗体 石田禎夫(札医大)
14.EGFRを標的とした二重特異性抗体 津本浩平(東北大)

新しいワクチンのデザイン

10:30~12:30
司会:中山睿一(岡山大)
15.HSPとその応用 鵜殿平一郎(長崎大)
16.RNA導入樹状細胞 日野田裕治(山口大)

連絡先

三重大学医学部第二内科 珠玖 洋(実務担当 影山慎一)
〒514-8507 三重県津市江戸橋2丁目174番地
Tel 059-231-5016 Fax 059-231-5200
Email kageyama@clin.medic.mie-u.ac.jp

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