子宮頸がんは、全世界において女性が罹患するがんのうち 2 番目に多く、開発途上国においては最も重要といわれているがんです。子宮頸がんは予防が可能であり、また早期に診断治療が開始されることで治癒が可能となるがんです。しかし、予防や診断治療が遅れると、治癒が難しく、若い女性の主要な死因のひとつとなっています。
子宮頸がんは毎年、世界中で約50 万人の女性が罹患し、うち25 万人以上の命を奪っています。子宮頸がん予防において、HPVワクチンや(子宮頸がん検診における)HPV検査の登場は画期的なこと でした。
全世界の女性を対象としたHPVワクチンの導入には、多くの医療関係者や行政関係者がその価値や必要性を十分に理解しておくことが必要です。また、HPVワクチンについての科学的に正確な情報も必要です。そして、多様な文化、宗教、信仰、言語を持つ人々に十分かつ正確な説明を必要としています。そのための教育として考えられたのが「子宮頸がん予防コース」です。
この「子宮頸がん予防コース」は無償で受講でき、時間の制約や言語の壁を越えて世界中の受講者に多くの知識を提供できるように設計されています。
子宮頸がん予防を推進する専門教育として提供されています。
【コース対象者】
〇 子宮頸がんの予防にかかわる医療関係者
〇 公衆衛生専門家、ヘルスプランナー、ヘルスプログラムマネージャーなどの研究者や教育者
〇 専門看護師や助産師
【期間および評価】
4 週間、15 時間の学習で終了。
コース終了時に選択肢型設問30問による評価が行われ、70%以上の正解で認定証を獲得できます。試験合格者には FIGO(国際産婦人科連合)の単位と認定書が発行されます。
【申込方法】
① お名前(ふりがな、英語表記)、②職業、③所属、④住所、⑤電話番号、⑥E メールアドレスを E メール「E-oncologia 日本語版受講申込み」でお申込みください。
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9:00~17:00(定休:土・日・祝日)
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