関連機関の学術集会等

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第1回 ISS・きぼう利用研究プロジェクト科学成果報告会(公開) 開催案内

我が国の宇宙環境利用科学研究は、平成3年にTR-IA小型ロケット微小重力実験が行われ、平成5年に我が国独自の宇宙ステーション取り付け型実験モジュール日本実験棟(JEM)を利用した研究テーマの一次選定が行われた頃から本格的に始まりました。その後宇宙開発委員会で、共通実験装置及びJEMの検証/実証並びに科学技術上の有意性、宇宙環境利用の推進への寄与等の評価視点から、現在の「きぼう」第1期利用テーマが選択されました。

日本実験棟における宇宙実験は平成20年より開始され、科学的な成果が上げられつつあります。現在も選定されたさまざまな研究テーマの宇宙実験が行われているところですが、JEMで実施された実験のうち、実施後概ね1年を経た4件のテーマを対象に科学的成果を研究者等でひろく討論する場として、第1回のISS・きぼう利用研究プロジェクト科学成果報告会を公開で開催致します。

微小重力や地球圏外環境など宇宙を利用する科学とその周辺の現況について情報を共有し、それぞれの研究課題の成果の学術的意義を確かめ、この分野の学術の将来展望をひろく研究者等の間で論議されることを期待します。

日時
平成22年12月9日(木) 10時00分~15時30分
場所
航空会館 201会議室
http://www.kokukaikan.com/
東京都港区新橋1-18-1 JR新橋駅より徒歩5分
参加費用
無料
参加申込
参加者氏名、所属、E-mailを事務局連絡先へお送りください。
※参加申込の以下項目を人数把握のため事前確認しております。定員になり次第締め切りと致しますので、お早目にお申し込み下さい。
申込締切
平成22年11月26日(金)
主催
JAXA/ISAS宇宙環境利用科学委員会
事務局
JAXA/ISASISS科学プロジェクト室
【プログラム】
参照URL

http://www.isas.jaxa.jp/j/researchers/symp/2010/1209_iss.shtml

  • 主旨説明(10:00~10:30)
  • 生命科学分野テーマ(10:30~12:30)
  • (1) ほ乳動物培養細胞における宇宙環境曝露後の
    p53調節遺伝子群の遺伝子発現(RadGene)(放射線生物学)
     代表研究者 奈良県立医科大学 医学部 教授 大西 武雄
  • (2) ヒト培養細胞におけるTK変異体のLOHパターン変化の検出(LOH)(放射線生物学)
     代表研究者 理化学研究所 特別嘱託 谷田貝 文夫
  • 物質・基礎科学分野テーマ(13:30~15:30)
  • (3) 氷結晶成長におけるパターン形成 (ICE)(結晶成長科学)
     代表研究者 北海道大学 低温科学研究所 教授 古川 義純
  • (4) マランゴニ対流におけるカオス・乱流とその遷移過程(MEIS-1,MEIS-2)(流体科学)
     代表研究者 横浜国立大学大学院 工学研究院 教授 西野 耕一
     共同代表  諏訪東京理科大学長 河村 洋
宇宙実験に関する情報は以下のJAXAホームページで参照することができる。

宇宙科学研究所:http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/sbms/index.shtml
ISS科学プロジェクト室:http://www.isas.jaxa.jp/home/iss/ISS_science_project_office.htm
きぼうでの実験:http://kibo.jaxa.jp/experiment/
きぼう利用フォーラム:http://kiboforum.jaxa.jp/

事務局連絡先

宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究所 ISS科学プロジェクト室 網野 真樹
〒305-8505 茨城県つくば市千現2-1-1
電話050-3362-2504 / FAX 050-3362-6292
E-mail:RIYOUKAGAKU-WG@jaxa.jp & amino.masaki@jaxa.jp

宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 研究教育支援課 和光 淳
電話042-759-8020 / FAX042-759-8443
E-mail:j-wako@adm.isas.jaxa.jp & wako.atsushi@jaxa.jp