「ポストトランスクリプトーム時代の新たな戦略」
ヒトの全ゲノム塩基配列のみでなく、全mRNAの塩基配列も決定されたことで、ポストゲノム時代と言われてから10年近くも過ぎてしまいました。その間に蓄積されてきた膨大なDNAマイクロアレイデータもインターネットで自在に検索できるようになっています。一度やってみれば誰でもできると言って過言でないほど扱いやすい検索ソフトが販売されていますが、誰にも教わらずに解説書を読みながら検索技術をマスターするのは容易でありません。
今回は様々なソフトウエアのうち、世界中で頻度高く使われている検索目的の異なる3つのソフトウエアを選び、その実際的な運用のための技術講習会を企画致しました。
研究対象を問わず、データの解析方法や医学・生物学的な解釈まで含めて、原理からデータ解析にいたるまで、実戦的な技術の伝授を目指します。
9:00 | 野島 博(阪大微研) | :ポストトランスクリプトーム時代の現状 |
9:40 | 田部 暁郎(Subio) | :公共オミクスデータベースの活用 |
10:30 | 田中 英夫(TDB) | :IPAによるバイオロジカルナレッジの活用 |
11:20 | 黒田 康弘(セレスBS) | :NextBio検索エンジンの拓く可能性 |
実習1 | 田部 暁郎(Subio) | :Subioソフトウエアの操作実習 |
実習2 | 田中 英夫(TDB) | :IPAソフトウエアの操作実習 |
実習3 | 黒田 康弘(セレスBS) | :NextBio検索エンジンの操作実習 |