先進的ながん制御法の開発と応用につながるがんの生物学的特性と分子基盤の解明を目指しています.
当研究室ではセリン・スレオニンキナーゼであるGSK3βの阻害によるがん治療効果について国内外に先駆けて報告してきました.(Clin Cancer Res 15:6810-9, 2009; Clin Cancer Res 15:887-97. 2009; PLoS One 8:e55289, 2013; Carcinogenesis 34:2206-17, 2013; Mol Cancer Ther 2015, in press)
こうした背景を受けて, GSK3b阻害によるがん治療効果の分子メカニズム解明や新規GSK3b阻害薬の探索のために化合物や医薬品のスクリーニング法の開発を行ってもらう予定です.